2008年12月22日月曜日

矢倉を指してみました(その1-対右四間編)




前回のブログでの投稿通り、矢倉を指してみました。


・・・初っ端から右四間に攻め潰されました(泣
私の受けが下手、というのもあるのですが(中級タブは攻め有利)、
調べてみると、そもそも右四間相手に矢倉に組むのが間違いということが分かりました。

慣れた相振りでも矢倉崩しの手筋があるため、うすうす気づいてはいたのですが、
矢倉は四間には弱いんですよね。というわけで、右四間相手に矢倉に組んだ画像の局面は、すでに後手優勢形。


駒落ち村のこういちさんのサイトの右四間対策がものすごく分かりやすく、
ポイント※は
・後手△5四歩が来ないと右四間の可能性あり
・右四間相手には▲7七銀と上がってはいけない
・流れ矢倉、もしくは雁木が好形。右銀は▲4六に出て中央の戦いに参加
らしいです。....〆(・ω・`)メモメモ。



ちなみに、本業の振り飛車はそれなりです。
中盤の感覚が少しついてきた気がします。



※本当はもっと詳細な説明ですが、かなりかいつまんで理解。私のレベルではこれで十分・・

2008年12月14日日曜日

矢倉が指したい



最近、矢倉を指すために密かに練習中です。
私はほぼ振り飛車オンリーなのですが、先手の序盤が結構やりにくいと感じることが多いです。振り飛車指してると、相手の手にあわせて振り場所を変えたいんですよね。
私は、相手が居飛車なら中飛車に、相手が振り飛車なら向かい飛車にしたいです※。しかし、先手だとこちらが先に手を決めないといけません。
というわけで、自分が先手をもって▲7六歩△3四歩の後の手に困ります。

解決策として、
1.とりあえず端歩をついて相手待ち
これだと
・相手に端歩をつき返されることがある
・そもそも先手の得を失っているような気がする
ので、うーん・・・
2.▲7六歩△3四歩の後に▲7五歩から石田流
これは有力で、攻める展開になるのも良いのですが、私が石田流をやると全然指しこなせないので駄目です。

というわけで、先手なら▲7六歩△3四歩に▲6六歩から相矢倉を目指すのもいいかなー、と思ったりしています。先手が指しやすい戦法ですし、相手が振り飛車にしてきた場合、相振りにできるのも大きいです。矢倉:相振り飛車とかを参考に、ひっそりと練習中です。

※相振りの中飛車は攻撃力不足な感じがするし、いまいちです。

2008年11月25日火曜日

調子のせいではないんです

最近あまり指し手が良くないです。

駒村の企画「炎の十番勝負」で連敗スタートだったりするのですが、
それ以上に不調、というか課題が見えてきている気がします。

もともと私は詰め将棋が好きなので、終盤の読みきりの場面ならそこそこいけるタイプだと思います。
詰む感覚、というのはなんとなくわかります。

逆に、序盤から中盤にかけてが駄目駄目です。とくに、仕掛けのあたりが弱いです。
強い人ならひと目で「この仕掛けがあるよね」みたいなことが見えていると思うのですが、私にはぜんぜん見えません。
これは不調というわけではなくて、以前も今も変わらないのですが、
以前は中盤に長考して仕掛けの成否を考えていたのに、今は中盤に考えなくなる → 不利な終盤戦に、なことが多い気がします。

もう少し手が見えないかなー、と思うことが多々・・

2008年11月1日土曜日

5五将棋を指してみました

最近、といっても結構前からですが、brainkingというところで5五将棋を指しています※1。40局ぐらい指して慣れてきたので、思ったことを書きます。


5五将棋とは?


5×5マスの盤面で行われる将棋の変種です。敵陣が最終一段である以外は、将棋とほぼ同じルールです。
駒の初期配置はこんな感じです。


brainking


チェスなどのボードゲームがプレイできる海外のサイトです。将棋や5五将棋もプレイできます。ちなみに、このサイトはtakodoriさんのブログ記事で知りました。

デフォルトの言語は英語ですが、有志の方が日本語訳を作ってくださっているようで、日本語に切り替えができます(訳者の1人、fukuharaさんのブログ)。

ゲームのやりかたは、一手ごとに期限を決めて、お互いがその時間内にサイトにアクセスして指していくシステムです。典型的には一日一手ぐらいです。将棋倶楽部24のようなリアルタイムのゲームよりは、もう少しじっくりと指す感じです。


5五将棋の特徴


ゲームとしての5五将棋の特徴は、次のような感じです。

・将棋の終盤に近い
盤面が狭いので、数手進むとすぐに重要な局面になります。本将棋の終盤みたいな感じです。

・駒の数に一つでも差がつくと勝勢・敗勢
5五将棋の駒は一人当たり5枚(玉以外)なので、一枚差がつくと6枚vs4枚になり、
いっきに形勢が傾きます。局面が収まれば即投了ものです。

・定跡?
銀、角、金がひとつずつ上がった次の形が定跡形だと思います(画面はbrainkingのものです)。

ここから飛車を隣の筋に回して攻める形なのですが、どうも無理攻め気味で、手待ちになりがちです。

・大駒の利きが止めにくい
(あまり持ち駒になる展開がない)歩を除くと、小駒が銀金のみです。そのため、大駒の利きが止めにくい、利きを止めているその駒を取って攻められる、という展開が多いです。大駒の利きが玉の筋に入っている形(ピン)を持っていると猛烈に有利です。

・逆王手が強烈
逆王手で逆転の筋がかなり多いです。逆王手の読み筋が増えるので、将棋の終盤のうっかりをなくす練習になるかもしれません(笑)


まとめ


将棋の終盤の練習に・・なるかは分からないですが、息抜きにいいと思いました。少しずつ指していくシステムが、ちょうどいいのかもしれません。



※1 私の知る限り、brainkingはオンラインで5五将棋の指せる唯一の場所です。他のサイトをご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。

2008年10月26日日曜日

きわどい局面

Freeで指していた将棋から。
棋譜はこちらです。

相振り相矢倉模様の局面から、先手(私)が仕掛けを選択し攻める展開に。
大駒を両方切って次の局面。


・駒割は飛角-銀銀交換で後手がだいぶ良し
・先手左桂が最良位置に
・先手玉は手付かず
・後手歩切れ
で、攻めは遅いですが受けにくい、先手玉はまだ強いので先手良しだとおもっていました。

実戦はこの後先手が攻める展開になり、先手勝ちでした。


ですが、今考えると後手が良い気がします。そう思った理由は、ソフトに指させてみると後手が勝つからなのですが(笑)
先手の攻めは急がなければ続く形なのですが、実はこの局面、先手玉もあまり固くないんですよね。6九の金が浮いていて、さらに壁銀なので、手がつくと結構脆いです。
そのため、△8九飛―△9九飛成で香車を入手し、△6一香で受けたあとに攻め合うと普通にスピードで後手が勝ちます。

参考:同一局面からのbonanza同士の対戦の棋譜

ちなみに、先手の囲いが美濃になっていた場合は先手良しだと思います。玉が遠いので先手の攻めがじっくりとできます。
参考:先手の囲いを美濃に変えた場合のbonanza同士の対戦の棋譜


というわけで、この局面は後手良しだと思います。
私のレベルだと攻めたほうがやりやすいかもですが―

今回の教訓は:
・3枚の攻めは遅い
・玉の固さは大事
・受けるだけだと悪化する一方なので、攻め合うべし
・攻め駒を責めるべし
でしょうか。

2008年8月24日日曜日

相振りけん制への対策

将棋倶楽部24Free対局での相振り飛車序盤。

▲7六歩 △3四歩 ▲6六歩 △3五歩 ▲6八銀 △3二飛
▲6七銀 △1四歩

で下の局面(局面1とします)。



ここから
▲7七角  △1四角
で下の局面(局面2とします)。


局面2から▲6五歩△2二銀▲4八銀と進んで一局(やや先手有利)らしいですが、相振り飛車にはできません。というわけでどうしても相振り飛車にしたければ、局面1で▲6八飛と回れ、らしいです。
(ソース:「相振り飛車基本のキ」)

私はどうしても相振り飛車にしたいので飛車回るかも。

なお、実際の対局はこの後に受けになってない手を指して馬を作られ、負けました。早指し弱すぎ←自分

2008年8月19日火曜日

Twitterで棋譜をアップロードしてみるテスト

色々考えてみたのですが、とりあえずTwitterのアカウントyt_taikyokuを作って、そこに自戦棋譜を投稿してみることを試してみます。

twitterのアカウントはすでに持っているので、2つ目のアカウントです。
使い分けは
最初のアカウントyt_shogiは雑談など(今までと同じ)、
2つ目のアカウントyt_taikyokuは棋譜投稿専用
で、ようするに2つ目のアカウントを棋譜置き場のために取りました。


ということで、twitterアカウント(yt_taikyoku)に自戦棋譜をアップロードしてみることにしますー

ぶっちゃけ、強くなるためには数をこなしたほうがいいということに気づいた(遅ので、ひたすら指してアップロードしてみようと思います(爆

2008年8月1日金曜日

復帰

おひさしぶりです。

駒村の掲示板にも書かせていただきましたが
現実のほうが忙しくて(汗)あまりネット将棋を指していなかったのですが、一段落ついたので将棋に復帰しました。

感覚を微妙に忘れてるので、Free中心に指してリハビリ中です。

今の自分に足りないのは
大局観読みの正確さだと思っています。序盤の駒組みの段階で失敗するのも、たいていどちらかが絡んでいることが多いです。

自然な良い手が指せて優勢を築けるような指しまわしができるようになりたいです(理想)
というわけで精進します!

2008年7月7日月曜日

レーティング戦(20080630-20080706)

先週のレーティング戦の戦績は
6/30(月)○○
7/4(金)○●
7/5(土)●○●●●
7/6(日)●●●
でした。
土日にかなり負けました(汗

対局の内容はといえば、
相振り飛車がかなり多く、序盤の駒組に問題があって不利に→そのままずるずると敗北、なパターンが多かったです(序盤に難あり、ですね)。

相振り得意な人に伺ってみたところ、とりあえず数をこなして慣れろ!だそうなので、臆せずにどんどん振ろうと思っています。

2008年6月30日月曜日

なぜ中級タブの真ん中は無理攻めなのか

ちょっと前なのですが、Mさんとの対局後の感想戦のとき。
Mさんは元24の上級タブの住人で、少し将棋から離れている期間があって、最近また24で指すようになったそうです。久しぶりに指したら棋力が下がっていて、いっきに8級まで落ちてYTと対戦する機会があったらしいです。

そのときの対局はYT(私)の無理攻めが切らされて惨敗だったのですが、このような内容のことを言われました

Mさん > いやー、疲れました。
YoursTruly > 少し無理攻めでしたね
Mさん > 7-8級は攻め一辺倒の人が多いんですよね
Mさん > その上のクラスになると攻守のバランスが取れていく感じなんですが。

(会話はYTのうろおぼえ※です)

そのときはへぇーという感じだったのですが、最近はYTも「そうなのかなー」と思います。
というか結構相手に無理攻めされますし、YT自身も受けると負けると思ったら無理に攻めます

で、なんで無理攻めするのかというと、実力がないと無理かどうかの判別が難しいというのもありますが、ぶっちゃけ少し無理攻め気味ぐらいのほうが勝率がいいからだと思います。


もう少し詳しく考えてみます。

ここで、簡単のために、下手な人と上手い人という単語を用います。
ここで言う下手な人とは無理攻めをする人(24で7級ぐらいまで?)、上手い人とは無理攻めをしない人(それ以上強い人)を想定しています。

無理攻めをした場合を考えます。
無理攻めはちゃんと受けられると損です。しかし、受け側が間違うと攻め潰せます。
また、攻め側は失敗すると分かったときに方向転換が可能ですが、受け側が間違うとそのまま攻められて即負けます。
そして、無理攻めに対する受けの上手さは実力に大きく依存します。つまり、上手い人同士の対局では無理攻めは成功しにくいですが、下手な人同士では意外と攻めきれるときが多くあります。

このことを踏まえて、なぜ下手な人が無理攻め棋風になるのかを単純な利得モデルで考えてみます。

このモデルは次のようなものです。
利得
無理攻めが成功した場合の利得:+100
失敗した場合の利得:-20
無理攻めの成功確率
上手い人同士の対局:10%
下手な人同士の対局:30%

そうすると、

上手い人同士の対局で無理攻めした場合の利得期待値:100*0.1+(-20)*0.9 = -8 (損!)
下手な人同士の対局で無理攻めした場合の利得期待値:100*0.3+(-20)*0.7 = +16 (得!)

というわけで下手な人同士の対局では無理攻めしたほうが得という結論になります。

もちろん、上のモデルは将棋を簡単にとらえすぎていますし、実際は色々複雑なものがあると思います。
しかし、結局のところ、無理攻め気味な棋風はそれで結構勝てるからだと思います。多少無理そうでも(失敗する確率のほうが高くても)攻撃が成功したときのメリットが大きいので、攻めたほうが得なんですよねー。



YT(私)は将棋倶楽部24で8級住人、しかもあんまり対局回数が多くないので、この文章は事実誤認など色々ツッコミどころがあるかもしれません。「おかしいだろ(笑)」とか思ったらコメントとかいただけると助かります。



※1月ぐらい前の話なので大分違ってると思います。Mさんからはその後も面白い話を聞かせてもらったのですが、それは今回のテーマとは全然関係ないので省きます。

今週のR結果

今週のレーティング戦の結果は

6/24(火) ○
6/25(水) ○
6/26(木) ○●
6/28(土) ●●○

でした。

将棋倶楽部24に入った当初はRがするする落ちていたのですが、
最近20試合は指し分けぐらいなので、安定してきた感じです。

もう少し数をこなさないとなんともいえないですが。


最近相振り飛車の本※を読んで、相振り飛車を指すようになりました。
今までは振り飛車相手には必ず居飛車で挑んでいたので、戦法の幅が広がってよい感じです。

そんなわけで、相振り飛車で勝った一局を貼ります。
終盤まで形勢不明(?)でしたが、相手の隙をついて3手で寄せることができました。



※藤井先生の「相振り飛車を指しこなす本」です

2008年6月23日月曜日

土日(日曜日)

日曜日。

レーティング戦。

先手の中飛車に対して後手YTは三間飛車で、相手の無茶な攻めを普通に受けて勝利しました。


その後、駒村でこういちさんに飛車落ちで教えてもらいました。

引き角戦法で角交換、その後玉を囲って棒銀で攻める形に。

途中に仕掛けの隙があったのを見逃し、その後の指しまわしが悪くじわじわと劣勢に陥りましたが、なんとか逆転で勝利できました。

というわけでその棋譜を貼ります(ぺたぺた)



YTは序中盤が壊滅的に悪いので、終盤に上手が緩めてくれた隙を狙って勝つのが唯一の勝ちパターンだったりします・・・

土日(土曜日その1)

土曜日。

レーティング戦。YTが後手番で、相手が四間飛車に組んできたので対振り飛車右玉に組みました。

結果は、えーと、

右玉はこれ以降封印します

指しまわしが悪すぎて惨敗でした。YTの棋力では右玉を指しこなすのは無理です(爆


その後、駒村で助役さんに飛車落ちで教えてもらいました。

引き角に構えて棒銀に行ったのですが、上手が仕掛けを待っているタイミングにほいほい歩を渡してしまい、そのまま攻め潰されて惨敗。銀は最後まで浮いてました。

というか

YTの棒銀は成功した例がない(;´Д`)

気がします。

2008年6月21日土曜日

R2戦

今日はレーティング戦を2局指しました。

1局目は3間飛車vs棒銀で、うまく捌いて大優勢、寄せで失敗気味もなんとか勝利でした。

2局目は3間飛車vsナナメ棒銀で、うまく捌いて桂得の別れ、これもいただき!と思いましたが攻めあいで負けました(泣。あまり悪手は指してない(と思っている)のに負けたのでびっくり。

勝った1局はYTの終盤の拙攻を晒すだけなので、あえて負けた1局のほうを貼ります。

ずっと有利なはずで、攻め合いなのに負けて不思議な1局でした。

2008年6月20日金曜日

自戦記(R) - 3間飛車vs左美濃

自戦記です。
R戦、3間飛車vs左美濃の棋譜です。

飛車交換に誘い込んで勝利です。

ブログ開始

はじめまして。

将棋倶楽部24でYoursTrulyのハンドルで将棋を指しています。
中級タブに棲息中です。

定跡を知らない振り飛車党、棋風はかなーり攻め棋風です。

将棋倶楽部24で初段を目指して修行中・・・です。


今回、自戦記メインな将棋のブログを始めることにしました。

えーと・・・

このブログを始める理由は、ぶっちゃけ名前を売るためだったりします(笑)

どういうことかといいますと、

24でR(レーティング対局)を指す→対局終わる→相手すぐに去る(勝っても負けても)
のパターンが多いので

感想戦やろうぜ

と思うことが結構多いからです。負けて気分が悪かったら即去ればいいとは思うのですが(私も惨敗ならそうしますし(汗 )、好対局になったらちょっとぐらいは感想戦をやってもいいよねー、とか思ったりします。

それで、何ですぐ去ってしまう人が多いのか考えたところ

こんなわけのわからない対局者と感想戦しても意味ないんで帰ろう

って感じなのではないかと。そこで、

YoursTrulyの名前が知られたら、感想戦も盛り上がるだろう

という計算を持ってこのブログを始めました。

ついでに(ついでなのか(?))、
・自分の対局を見直すことで修正点が分かる
・ネットの自戦記書いてる人とかと知り合いになれる(?)
・自戦記を公開することで真剣に指すようになる。
などの副次的効果
(というかこっちのほうが大きいかも)を狙ってたりもします。

というわけで、

YT(私)を24で見かけた・・・という方がおりましたら是非声をおかけください。

凄く喜びます

よろしくお願いいたします<(_ _)>,。