2008年11月25日火曜日

調子のせいではないんです

最近あまり指し手が良くないです。

駒村の企画「炎の十番勝負」で連敗スタートだったりするのですが、
それ以上に不調、というか課題が見えてきている気がします。

もともと私は詰め将棋が好きなので、終盤の読みきりの場面ならそこそこいけるタイプだと思います。
詰む感覚、というのはなんとなくわかります。

逆に、序盤から中盤にかけてが駄目駄目です。とくに、仕掛けのあたりが弱いです。
強い人ならひと目で「この仕掛けがあるよね」みたいなことが見えていると思うのですが、私にはぜんぜん見えません。
これは不調というわけではなくて、以前も今も変わらないのですが、
以前は中盤に長考して仕掛けの成否を考えていたのに、今は中盤に考えなくなる → 不利な終盤戦に、なことが多い気がします。

もう少し手が見えないかなー、と思うことが多々・・

2008年11月1日土曜日

5五将棋を指してみました

最近、といっても結構前からですが、brainkingというところで5五将棋を指しています※1。40局ぐらい指して慣れてきたので、思ったことを書きます。


5五将棋とは?


5×5マスの盤面で行われる将棋の変種です。敵陣が最終一段である以外は、将棋とほぼ同じルールです。
駒の初期配置はこんな感じです。


brainking


チェスなどのボードゲームがプレイできる海外のサイトです。将棋や5五将棋もプレイできます。ちなみに、このサイトはtakodoriさんのブログ記事で知りました。

デフォルトの言語は英語ですが、有志の方が日本語訳を作ってくださっているようで、日本語に切り替えができます(訳者の1人、fukuharaさんのブログ)。

ゲームのやりかたは、一手ごとに期限を決めて、お互いがその時間内にサイトにアクセスして指していくシステムです。典型的には一日一手ぐらいです。将棋倶楽部24のようなリアルタイムのゲームよりは、もう少しじっくりと指す感じです。


5五将棋の特徴


ゲームとしての5五将棋の特徴は、次のような感じです。

・将棋の終盤に近い
盤面が狭いので、数手進むとすぐに重要な局面になります。本将棋の終盤みたいな感じです。

・駒の数に一つでも差がつくと勝勢・敗勢
5五将棋の駒は一人当たり5枚(玉以外)なので、一枚差がつくと6枚vs4枚になり、
いっきに形勢が傾きます。局面が収まれば即投了ものです。

・定跡?
銀、角、金がひとつずつ上がった次の形が定跡形だと思います(画面はbrainkingのものです)。

ここから飛車を隣の筋に回して攻める形なのですが、どうも無理攻め気味で、手待ちになりがちです。

・大駒の利きが止めにくい
(あまり持ち駒になる展開がない)歩を除くと、小駒が銀金のみです。そのため、大駒の利きが止めにくい、利きを止めているその駒を取って攻められる、という展開が多いです。大駒の利きが玉の筋に入っている形(ピン)を持っていると猛烈に有利です。

・逆王手が強烈
逆王手で逆転の筋がかなり多いです。逆王手の読み筋が増えるので、将棋の終盤のうっかりをなくす練習になるかもしれません(笑)


まとめ


将棋の終盤の練習に・・なるかは分からないですが、息抜きにいいと思いました。少しずつ指していくシステムが、ちょうどいいのかもしれません。



※1 私の知る限り、brainkingはオンラインで5五将棋の指せる唯一の場所です。他のサイトをご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。