5五将棋とは?
5×5マスの盤面で行われる将棋の変種です。敵陣が最終一段である以外は、将棋とほぼ同じルールです。
駒の初期配置はこんな感じです。
brainking
チェスなどのボードゲームがプレイできる海外のサイトです。将棋や5五将棋もプレイできます。ちなみに、このサイトはtakodoriさんのブログ記事で知りました。
デフォルトの言語は英語ですが、有志の方が日本語訳を作ってくださっているようで、日本語に切り替えができます(訳者の1人、fukuharaさんのブログ)。
ゲームのやりかたは、一手ごとに期限を決めて、お互いがその時間内にサイトにアクセスして指していくシステムです。典型的には一日一手ぐらいです。将棋倶楽部24のようなリアルタイムのゲームよりは、もう少しじっくりと指す感じです。
5五将棋の特徴
ゲームとしての5五将棋の特徴は、次のような感じです。
・将棋の終盤に近い
盤面が狭いので、数手進むとすぐに重要な局面になります。本将棋の終盤みたいな感じです。
・駒の数に一つでも差がつくと勝勢・敗勢
5五将棋の駒は一人当たり5枚(玉以外)なので、一枚差がつくと6枚vs4枚になり、
いっきに形勢が傾きます。局面が収まれば即投了ものです。
・定跡?
銀、角、金がひとつずつ上がった次の形が定跡形だと思います(画面はbrainkingのものです)。
ここから飛車を隣の筋に回して攻める形なのですが、どうも無理攻め気味で、手待ちになりがちです。
・大駒の利きが止めにくい
(あまり持ち駒になる展開がない)歩を除くと、小駒が銀金のみです。そのため、大駒の利きが止めにくい、利きを止めているその駒を取って攻められる、という展開が多いです。大駒の利きが玉の筋に入っている形(ピン)を持っていると猛烈に有利です。
・逆王手が強烈
逆王手で逆転の筋がかなり多いです。逆王手の読み筋が増えるので、将棋の終盤のうっかりをなくす練習になるかもしれません(笑)
まとめ
将棋の終盤の練習に・・なるかは分からないですが、息抜きにいいと思いました。少しずつ指していくシステムが、ちょうどいいのかもしれません。
※1 私の知る限り、brainkingはオンラインで5五将棋の指せる唯一の場所です。他のサイトをご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。
図の形は、誰でも指します、、これしかない、と思ってるひとも多い。
返信削除おかしいよ、苦心して、先手方が打開、、おもしろからず、、で。
44銀、34角、25飛の形なら、、つぎ、22飛と切って、、戦闘開始、、という定跡が、、ある。
後手が、同形にせず、図の形、、ならそれはそれで、、
22飛と、いくと、、後手方は、同金、で、、つぎ先手は33銀と打って、、21金と引く。。
返信削除ここで大きく2つに分かれる。
①32銀 マイケルアタック
②52角 ハセガワアタック、、という外国を意識した?戦法名が、つけられています、、、。
以下どう指すのか、、ご研究ください。
こんにちは、匿名さん。
返信削除図の形、多いですよね。そして先手が指しにくい。
44銀形は急戦含みですか。左辺に銀を回すのは損だと思っていて、あまり指さなかったのですが・・・
こんどやってみます。
初手34角、と様子みて、後手どう指すか、、32角か22銀か、、で、44銀と。
返信削除こうならないなら、同形ではないので、シカケは楽ですよね。
あ、、先手の第一手ですが、、34角とか、14角、14飛、、こういうのもあるが、、相手が初心者なら十分戦える、、んですが、ベテランだと、、チト。
もちろん有力な新手、発見されたら、それまでの評価は変わりますです。
と、とにかく5五将棋はカンタンそうで、、むつかしく、面白い。
スピードあって、スリル満点のジエットコースター将棋?です。大いに指して名勝負を見せてくださいませ。
>先手の第一手ですが、、34角とか
返信削除43角の間違いです。書き間違えた、、。
Yoursさん、こちらのブログでは始めまして。BrainKing日本語版は現在YoursTrulyさんを含む常連の日本人ユーザーのみに限定公開されています。来年1月には全登録ユーザーが日本語版を使用できます。一般公開は来年5月20日の予定です。日本語版でプレイされたい方は私(fukuhara)宛にメールをください。
返信削除たいがあ:英語で世界に発信するブログ
匿名さん、返事が遅れてすみません。
返信削除初手は銀か角だと思いますが、そうですね、44銀か24銀か両方含みで角ですよね。
5五将棋は後手有利な感があるのが、すごく意外な感じがしました。本将棋はおそらく先手有利なので・・
fukuharaさんこんにちは。
返信削除brainkingの日本語版、現在は限定ベータ版のような感じでしょうか。
YoursTrulyさん
返信削除現在日本語版は6名にしか公開していません。翻訳者を合わせても9名です。まだ翻訳していない項目が380以上ありますが
既知のゲームを普通にプレイするには大して支障がありません。ただ現在翻訳者の私自身が忙しいので1月末の全登録者公開まであまり進展はないと思います。
5五将棋については近いうちに当ブログで紹介します。英語版でも何とかプレイできるように英語で将棋枠でフォローするつもりです。
fukuharaさんこんにちは。
返信削除>現在日本語版は6名にしか公開していません。
その中に入っているのは光栄です。
brainkingの将棋、ゲームが始まってしまえば、英語がわからなくてもなんとなくプレイ可能な気はします。ゲームを作成or参加するのが少し難しいかもしれませんが。